頭の中で描いた構想をラフスケッチによって形にしていきます。
イメージが鮮明になるまで時間をかけ何度も描きなおすこともあります。
その後、サンプル生地をみて具体的なカラーを決めていきます。
写真はファスナーと糸のカラーサンプルになります。
今回のバッグは久々のナイロン製のバックに。
一見棉のようなマットな質感のしわ加工ナイロンに、裏加工をして柔らかさと少々の厚みをつけています。
デザインはカメラバックのイメージのかぶせが特徴です。
アクセントカラーにワインのファスナーや革を使用して、デイリーに使うバックの中にもちょっとしたお洒落感を出しています。
職人がバッグを製作する上でもっとも大事な図面作成に取り掛かります。
平面な図面をもとに、立体な製品をおこす繊細で緻密な作業になるため、
バッグのポケットや本体のバランス・位置を考えながら慎重に図面作成を行います。
生地やファスナーなどの細部の具体的な指示を指示書にまとめます。
この指示書と先ほどの図面をもとにして職人がバッグを作ります。
長い過程を経て、構想がカタチになります。
このリュックとショルダーバッグはシーズンを通してつかえる定番品として、
10月末に店頭に並ぶ予定です。
(カラーはキャメルとグリーンの2色予定)
ご期待ください!