YUSHIと帆布
1970年代後半頃、学生カバンやアウトドア用製品としかみられていなかった
帆布生地をライフスタイルの中で活躍するタウンユースなバッグとして、
ブランド設立以来多くのキャンバスバッグを提案し、消費者のライフスタイルに新しい感性や意識を与える商品を作り続けてきました。
YUSHIファーストコレクションから取り入れ、以来ブランドの軸として受け継がれています。
最初に登場したのは「エッグシリーズ」。
リセ風(フランス語のlycée、高校生を意味する)な学生っぽさを漂わせるデザインで、
多くの若い若者たちに支持されました。
1986年頃、特に人気だったのが、「ボタン帆布バッグ」。
まるで文房具のように、日常的で気軽に使える“ステーショナリー感覚”が多くの人に刺さり、ヒット商品となりました。
YUSHIの原点『ALRE』シリーズ
YUSHIのロングセラーシリーズ「ALRE」は、
テレビ出演をきっかけに爆発的な人気を博しました。
1990年の発売以来、丈夫でナチュラルな風合いが魅力の帆布(キャンバス生地)を用いながら、形やカラーを少しずつ変え、時代とともに進化を続けてきました。
年齢や性別を問わず、長年にわたって多くの方々に愛され続けています。
白のパイピングがモダンな印象をプラスし、
ナチュラルな質感とシンプルでコンテンポラリーな作りは、
まさにYUSHIのものづくりの原点です。
グラフィックデザインの感性が背景にあり、
他にはない色の組み合わせやウィット感を大切にしています。
YUSHIデザイナーの“感覚”で選ばれた
ARLEのカラーの5色のバランスの美しさは20年近く変わっていません。
枠にとらわれない自由な表現
大切にしているのは、「カチッとしすぎないこと」。
持った時に自然な動きが出て、美しさが生まれるように設計されています。
バッグの魅力は形よりも“面白み”。
素材と色、質感、ちょっとした“ずれ”や“間”がつくるバランス感覚こそが、
YUSHIらしさです。
枠にとらわれず、自分らしく。
『ALRE』は、そんなYUSHIの想いをかたちにしたバッグです。